葬儀後の手続きと届出
葬儀のあとにしなければならない手続きとして大別して、名義変更などの届けでの手続き、お金の受け取り方の手続き、遺産相続についての手続きなどがあります。
そのうち名義変更には期限が決まっていたり、死後なるべく速やかに手続きするものと、遺産相続が確定してから手続きするものとがあります。
死後すぐ手続きをする名義変更
世帯主が亡くなった時は、できるだけ早く住民票のある役場で世帯主変更届を提出します。14日以内に市町村役場で行わなければならないという決まりがあります。
また電気、ガス、水道、電話なども最寄りの各営業所に行って名義変更の手続きをとります。
相続後に変更するもの
不動産や預貯金、株式、生命保険、自動車などの個人の資産は死亡直後から相続財産、すなわち相続人全員の共有財産となります。これらの様々な財産については、誰が何を相続するかが確定してからでないと名義変更はできないので、相続後ということになります。
相続後に変更な手続き一覧(一例)
大切な家族が亡くなったとき、事務的に葬儀や相続の手続きをすることは難しいでしょう。どうしても漏れやミスが発生することが多いようです。
ここで今回は、家族の死亡後の手続きについて一覧にして紹介します。特に忘れてはいけないもののひとつに、相続税申告があります。
相続税申告の期限は、相続の開始があった日(通常は相続人の死亡日)の翌日から10か月以内です。
相続手続きは期限が決まっているものが多いので、確認しておきましょう。
期限に間に合わないとペナルティを受ける可能性があります。
手続きに関して、司法書士事務所のご紹介もさせていただきます